FEATURES OF OUR COMPANY
当社の特徴
当社の製造工場は、産業や製品の大きさに関わらずめっきが可能。また協力工場を有するため、射出成形から一貫受注できる点も特徴的。
1.多様な産業 ノウハウ
当社は78年培っためっき技術によって、自動車・医療・アミューズメント・事務機器・音響通信機器・電子産業等の幅広い産業のノウハウを有しています
2.大物・小物双方に対応
•当社製造ラインは大物ライン・小物ラインの双方を有するため、製品の大きさに関わらず対応が可能です
3.成形からの一貫受注
当社は多数の協力工場にて、射出成形から一貫して受注できます
当社の特徴
最大2m×1m×0.3mの大型樹脂成形品へのめっきに対応。多品種小ロットの小物製品にも対応できます。
樹脂めっき工程それぞれの役割
下地めっき
✔主に製品の基材(金属やプラスチックなど)の表面を平滑化し、後続のめっき層の密着性を高める
✔ 基材の表面を化学的・物理的に保護する役割
✔ 錆止めや腐食防止の役割を果たす
中間めっき
✔下地と仕上げめっきの結合性を向上させる
✔ 下地からの腐食成分が仕上げ層に影響を及ぼさないようにする「バリア」
✔ 仕上げメッキの外観や機能性(耐久性、耐食性など)を高める補助的な役割
仕上げめっき
✔製品の表面に直接露出する層で、最終的な外観や機能性を左右する
✔主に装飾性、耐候性、耐食性、耐摩耗性を目的に実施される
✔美観と性能のバランスが取れた皮膜を選択する必要有
主な製品
精密機器・自動車部品・家電製品・電子部品
高耐食性が求められる外装部品、光沢感やデザイン性が重要な装飾部品など
高耐食性が求められる外装部品、光沢感やデザイン性が重要な装飾部品など
生産ライン

生産ラインイメージ
最大2m×1m×0.3mの大型製品を生産可能とする大物ライン
多品種小ロット生産の対応が可能な小物ラインの2ラインを保有
多品種小ロット生産の対応が可能な小物ラインの2ラインを保有
FUNCTION / TYPE
プラスチックめっきの機能・種類
プラスチックめっきとは、プラスチックの成形品を金属で被覆する技術です。金属で被覆することにより、そのプラスチック製品に様々な機能・付加価値が付与されます。
機能・付加価値
1.装飾性 | プラスチック(樹脂)成形品にめっきをすることで製品に高級感を付与します。 併せて汚れにくさ(清潔感)を保つ表面を得る事にも繋がり、製品の装飾性を格段にアップします。 |
2.軽量化 | プラスチックにめっき加工をすることで、金属製品とまったく変わることのない外観でありながら、製品を格段に軽量化することが可能です。 射出成形~樹脂めっき工程は量産性にも優れているほか、特に弊社では長手2m×短手1m×奥行0.4mまでの大きな製品の量産を得意としています。 |
3.耐候性 | プラスチックにめっき加工をすることで、紫外線に弱い樹脂製品の寿命を延ばすことができます。 樹脂製品を表面処理しないまま屋外に長時間置いておくと、風雨にあたらずとも太陽の光によって劣化してしまいます。その表面をめっきすることでプラスチック(樹脂)製品の寿命が延びます。 |
4.対候性 | プラスチック(樹脂)めっきをすることで紫外線に弱い樹脂製品の寿命を延ばすことが出来ます。樹脂製品を表面処理しないまま屋外に長時間置いておくと風雨にあたらずとも太陽の光によって劣化してしまいます。その表面をめっきすることでプラスチック(樹脂)製品の劣化を防ぐことができます。 |
5.耐食性 | 耐食性の高いプラスチック(樹脂)めっきをすることで長時間風雨に曝されるような厳しい環境下でもそのめっきが腐食することはありません。耐候性と併せ、プラスチック製品の劣化を防ぎます。 |
6.耐擦傷性 | プラスチック(樹脂)めっきをすることで耐擦傷性を付与することが出来ます。樹脂そのものよりも、めっきをすることでその表面を固くし擦り傷など防ぐ効果があります。 |
6.デザイン性 | プラスチックの射出成形工程は、デザインの自由度が非常に高く、複雑な形状の製品の量産に柔軟に対応できる製造手法です。 この射出成形品にめっきをすることで、加工性に制限のある金属素材では対応できないデザインを実現することができます。 |
7.電磁波シールド性 | 様々な機器を動かすための電気回路に電流を流すと電磁波(ノイズ)が放射され、必要とする電流(信号)を妨害することがあります。 プラスチック(樹脂)にめっき加工をすることで、そのノイズを遮断する効果を得られます。これが電磁波シールド性です。 |
8.その他 | - |
プラスチックめっきの種類
弊社はめっき団地に位置し同業の組合員企業との協業により、それぞれ得意なめっきを組み合わせることで様々な色調のめっきに対応できます。
1
クロムめっき
光沢6価クロムめっき(外装部品)
光沢3価クロムめっき(環境対応)
光沢3価クロムめっき(白色、黒色)
光沢3価クロムめっき(環境対応)
光沢3価クロムめっき(白色、黒色)
2
サテン調めっき
サチライトめっき
(ニッケル上げ、サチライトクロム)
ベロアめっき
ベロアめっき
(ニッケル上げ、ベロアクロム)
3
金めっき
光沢金めっき
ベロア金めっき
ベロア金めっき
4
その他
FEATURE
プラスチックめっきの特長
メリット
プラスチック製品を金属で被覆することで、その外観に高い装飾性(高級感)を付与します。加えて実際の金属製品に比べ製品の大幅な軽量化が可能です。
加工性に制限のある金属素材と違い、射出成形により自由度の高い、形状も複雑なデザインに対応できます。
また、射出成形~プラスチックめっき工程は量産性にも優れ、特に弊社では長手2m×短手1m×奥行0.3mまでの大きな製品の量産ができます。
加工性に制限のある金属素材と違い、射出成形により自由度の高い、形状も複雑なデザインに対応できます。
また、射出成形~プラスチックめっき工程は量産性にも優れ、特に弊社では長手2m×短手1m×奥行0.3mまでの大きな製品の量産ができます。
プラスチックめっきと金属の違い
製品を金属そのもので制作すると重量も重く、デザイン性の自由度が低くなってしまいます。
しかし同様の製品を樹脂化~プラスチックめっきをすることにより、これらの問題を解決することができます。また金属での制作よりもコストダウンが可能です。
しかし同様の製品を樹脂化~プラスチックめっきをすることにより、これらの問題を解決することができます。また金属での制作よりもコストダウンが可能です。
プラスチックめっきの厚み
プラスチックにめっきをする場合、まず前処理としてその表面に0.3~0.5μmの無電解めっきを施します。
この後、銅めっき≧10μm、ニッケルめっき≧10μm、クロムめっき≧0.15μmを施すことで、高い耐食性を製品に付与することができます。
この後、銅めっき≧10μm、ニッケルめっき≧10μm、クロムめっき≧0.15μmを施すことで、高い耐食性を製品に付与することができます。
風雨にさらされるような環境下でも樹脂の劣化を防ぎ、金属製品と違い錆びることもありません。そのため、自動車の外装品のような過酷な環境下に置かれる部品に使用されます。
用途
主に下記の用途で使用されています。
自動車部品
耐食性、軽量性、装飾性、デザイン性、耐候性
アミューズ関連部品
装飾性、デザイン性、シールド性、導通性
コネクターカバー類
シールド性、装飾性、デザイン性